バンコクから新しく伸びた7号線を使って約2時間弱、パタヤ市内から約30分弱、シラチャー市内から約45分。前プミポン国王在位50周年記念で作られた巨大大仏壁画「カオチーチャン」の目の前に広がる2018年10月オープンの18ホールのコース。

2023年10月、GPSが導入された。

米Golf Plan社のデビッド・デール氏によって設計された18ホールのコースは、適度なアップダウンと巧みに配置されたバンカー、そして要所要所には大きな池を有するチャレンジングな設計でゴルファーを待ち受ける。目線を遮るものが無く一見広々としているのでプレッシャーが少ない様な印象を持っていると痛い目をみる。上級者も大満足の素晴らしいレイアウトとメンテナンス。

ティーショットでドライバーを思いっきり叩けるホール、握らない勇気が試されるホール、アイアンの精度を求められるパー3など様々なレイアウトのホールが広がっている。ドライバーで勝負に行くホールでもフェアウェーを大きく外すと長く伸びたブッシュに捕まりボールを見つけることは困難なので戦略を練る事が大事。またしっかりメンテされた転がりのいいグリーンは時に大きな段があるので落とし所には要注意。

地元の企業が開発した新種のゾイシア種の芝を使い、水捌けに気を配ったフェアウェーとグリーンは大雨の後でもすぐにプレーが可能なので雨季の突然の雨にも安心

クラブハウスはモダンで洗練された設計。5スターホテルの様なエントランスをくぐると目の前にはパノラマで広がるゴルフ場。広く、豊富なロゴグッズや最新レンタルクラブを扱うプロショップ、清潔なロッカー＆シャワールームに加え、見晴らしの良いレストランやスタート前のカフェを有している。

クラブハウスの目の前には巨大なパッティンググリーンがあるが、特筆すべきはクラブハウスのすぐ横にある打ち下ろしで気持ちの良い広大なドライビングレンジ。芝からマットに変わってしまったのは残念だが気分はプロゴルファー。ドライバーからアプローチまで、スタート前に練習をするには最高の環境が用意されている。

キャディさんもよくトレーニングされており、超おすすめコース。